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これって誰に相談すればよいの?? 不動産鑑定士?建築士?

  • 執筆者の写真: Sohei Tateyama
    Sohei Tateyama
  • 2023年7月9日
  • 読了時間: 3分


不動産や建築について相談がある時、誰に相談するのがよいのでしょうか?


一般的に、不動産と言えば、不動産屋(宅建業者)さんがなじみがあると思います。

「不動産を借りたい、貸したい、売りだい、買いたい」の場合は、

不動産屋さんに相談するのが良いと思います。


一方、買った不動産や建築した建物に問題があった場合はどうでしょうか?

まずは、購入した相手方、媒介された不動産屋さん、建物を建築した工務店になんとかして!!と言うのだと思いますが、これらの方がキチンと対応してくれない場合はどうでしょうか?


揉め事なので、弁護士に相談というのも1つだと思いますが、ちょっと敷居が高いでしょうか?

親しい間柄の弁護士がいる方は、その弁護士に相談するのが良いと思います。


ただ、親しい間柄の弁護士がいない方も多いと思います。

そのような場合、どのような選択肢があるのでしょうか?


知り合いに不動産鑑定士や建築士がいれば、その方に相談するのも選択肢の1つですが、相談の内容によって解決に時間がかかる場合があります。


そこで、相談内容に応じた相談先の例を示しますので、参考にしてください。



相談内容①:賃借している不動産について、賃料の増額や立退き

      を請求された場合

相談先① :不動産鑑定士又は弁護士

補足説明①:交渉にあたっては、不動産鑑定士と弁護士の両社の

      協力が必要となります。



相談内容②:所有建物が今後どのくらいの期間使用できるか

      (経済的残存耐用年数宇)の査定をする場合

相談先② :不動産鑑定士又は建築士

補足説明②:金融機関の融資などで必要になる場合は、金融機関に

      よって不動産鑑定士又は建築士のどちらの意見が必要

      か確認する必要があります。

      また、金融機関ごとに必要的記載事項が決められて

      いる場合があります。



相談内容③:新築後、半年もしないうちに基礎コンクリートに多数

      のヒビが発生したため、新築住宅の価値の低下分の

      返金を請求したい場合

相談先③ :建築士又は弁護士

補足説明③:交渉にあたっては、建築士と弁護士の両社の協力が

      必要となります。

      この場合は、ヒビが発生していることによる建物価値

      の減少を不動産鑑定士が査定できる場合がありますが

      、実際の交渉にあたっては基礎コンクリートのヒビの

      補修費相当額+α(建物所有者の手間賃、専門家費用

      等)を工務店等に請求することになるため、建築士に

      相談することが望ましいです。


相談内容④:新築工事又はリフォーム工事を発注後、完成前に請負

      者と揉めて未完成となった場合

相談先④ :建築士又は弁護士

補足説明④:不動産鑑定士による未完成の不動産の価値評価は困難

      であるため、新築工事又はリフォーム工事の出来高に

      関する意見書を建築士が作成し、元契約の途中解除、

      損害賠償等について弁護士が交渉を行います。



以上のとおり相談の例を示しましたが、不動産の購入や建築、リフォーム等を行う場合、不動産や建築で問題が生じた場合は、お知り

合いのご紹介で弁護士、不動産鑑定士、建築士等に依頼されることをお勧めします。



なお、当社には不動産鑑定士、一級建築士が在籍しており、

不動産、建築に詳しい弁護士と協力して業務を行っているため、

相談するお知り合いがおられない場合は、お気軽にご相談ください。






 
 
 

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